【電験】過去問H-21 電力問17
こんばんは。 以前解いていて気になった問題の考え方を書いていきます。解説と言いたいところなのですがちょっと正しいかはわからないので、あくまで僕の考え方としておきます。
まず、容量を設問で与えられた値にしてそれぞれのインピーダンスを変更します。
これは多分問題ないですね。
そのあとで合成百分率インピーダンスを考えていくのですがここで僕は次のように考えます。
まずこれが最初の回路の状態ですね。ここで特に指示がないため2つの交流電源を同一のものと仮定します。(回答を見ても同じ仮定をしている)
するとこんな感じで回路の電源が1つになります。
ここまで行けば抵抗が並列につながっている回路というだけになり、簡単にインピーダンスを計算できます。
こうしてしまえば単純なのですが、解説を見ていると先に線を引いたりとよくわからなかったりするので個人的にはこの考え方が一番理にかなっているのではないかと思います。
少なくとも試験中に完全に何も思い浮かばない場合にはこんなことを考えたな、という知識にはなるかと思います。
本当は設問で電源は同一とか、同一のものとみなせるとか書いたらわかりやすいのでしょうけども、なんでそうじゃないんでしょうか。ぶっちゃけ同一じゃないと回路に任意性が出てきてインピーダンスが一意に定まらない気が。
そう考えるとよくわからない問題なきもしてきますね。本番でこれをやられたらちょっと困ります。
そんなわけで電験3種平成21年の電力から問17の考え方でした。