久々の圧力鍋【自炊】【ロールキャベツ】
こんばんは。今日は電験の記事を書こうとしていたのですが久々に圧力鍋を使いましたのでそちらを記事にします。
今日作ったのはロールキャベツです。煮込みの部分を圧力鍋で行うことでキャベツをトロトロにしようという思いでやりました。見た目はこんな感じです。
固形コンソメの量が少なかったのか少し色は薄めですがいい感じに煮ることができました。今日はタッパに移して明日から食べます。作り置きですね。そしてその分味も染みるという効果も狙ってます。明日美味しく食べられることを願います。
さて、時々ではありますが圧力鍋を使うと時間が短縮されますが圧力のかかるまでの時間は意外と長い気がします。ちょっと気になったので調べてみました。
東京ガスのサイトを見てみるとガス強火の出力としては
2.97kWらしく、この出力下で2Lの水を20℃から沸騰するまで温めることを考えてみます。
加熱時間をTとすると
2.97*10^3 *T = (4.217*10^3)*80*(2*10^(-3)*10^3)
ちょっと調べた数値が単位が入り混じっているせいで10の累乗がたくさん出てきました。左辺が加熱量で、右辺が必要熱量です。比熱、温度差、質量の順にならんでいます。
これでTを求めると、およそ227秒でで約4分程度となります。
しかし実際には倍近くかかっています。なので何らかの係数が必要になると考えられます。
まず考えられるのが出力中で鍋を加熱せずに空気中に放熱してしまう割合ですね。いわゆる無効というやつでしょうか。
次に単純ですが鍋への加熱がありますね。上の式では水への加熱しか考えていませんがそこそこの値にはなるかもしれないので無視してしまうとそれだけ値がずれてきます。
最後に鍋からの放熱ですね。正確には鍋を通じた水からの放熱ですが。ちゃんと正確にこの現象を考えようとすると(おそらく)微分方程式になるのかなと思います。
dT/dt = C1q-C2q'
という形で温度変化が加熱量qと放熱量q'に比例するという式で。もしかしたらq'はTを含むため単純ではないかもしれません。
自炊の話のはずが少し電験っぽくなってしまいました。ただ、こういうところで思考できるというのはいいことなんじゃないかなと思います。常に脳を使っている感じがありますし。
そんなわけで今日はロールキャベツを作りました。味の感想はまた明日書きます。
【電験2種】週末の復習ノート【復習】
こんばんは。独身サンキュロットです。今日はハンバーグを作ろうと思っていたのですが諸事情により自炊ができない状態だったため自炊記事はなしで電験についての記事を書きます。
今週から過去問での演習を始めていましたがある程度復習ノートが埋まってきました。最初は参考書だけでほとんど解けると思っていたので意外とそうでもないことに驚いています。
現状の復習ノートはこんな感じです。
大体ノート一枚ぐらいですね。
これでも平成23年度の問題に関するものは大体抜いています。他に応用できそうな知識はともかく、ほとんど重箱の隅をつつくような知識は書きません。時間の無駄なので。それでもわずか3年程度の問題でここまで書くことが多いというのは、やはり電験に求められる知識がそれだけ膨大だということを示していますね。
週末ということでメインは復習でしたが明日からはまた問題をゴリゴリ解いていきます。あと7年分程度で1周するのでそこまでである程度の実力をつけたいかなと思います。
そんなわけで今日は復習ノートの話でした。
【電験2種】過去問H-23 2次【解いてみた】
こんばんは。今日は電験2種の、平成23年度の2次の問題を解きました。昨日1次を解いて難しさを知ったわけですが今回は別の意味で難易度の高さを知りました。
まず難易度ですが1次同様に見たことないような問題が出てくるため異常に難しいです。主に電力でですが。この問題が非常に曲者で回答を読んでも意味が分からず、ネットで調べまくっても回答に納得できないというレベルです。
正直国家資格の問題でこのレベルの問題を出した上に回答が良くわからないとか受験者に失礼だと思います。この年度に関しては試験をやり直しても文句は言えないレベルだと思います。
なぜこんなにも憤っているのかというのも理由が二つあります。
一つは回答に問題文中に定義された変数が回答において違う変数の数値を用いて記載されていること。
もう一つは回答根拠の数値の扱いが不明確でそもそも定義が不明なためですね。
問題を見なければ何を言っているのかわからないと思いますので概要だけ説明しますが、最初の理由については計算後の式に代入している数値が定義されている数値と異なるということです。本来であれば何らかの変換式をもって代入前に計算が行われるはずなのにそれが無いまま代入がされています。しかもこの変数は百分率をもって定義されている数値なので少なくとも0.01倍はされないとおかしいはずです。
もう一つの理由として、損失係数なるものの扱いなのですがこの定義が不明です。もしかしたら業界的には普通なのかもしれませんが自分は参考書では見たことがありません。故にいろいろと調べましたが定義式が見当たりません。唯一それらしきものは送電の電流値の2乗について、最大値と平均値の比を取るとありました。すると問題が生じます。問題文中で電流は定義されておらず電力のみが与えられています。回答ではこの電力の数値を2乗していますが電力は電流の2乗値であらわされることを考えると単純に2乗すればいいというのは不適当です。よって回答の数値については論理が不明瞭です。
以上の理由から平成23年度の問題、特に電力については不信感がとても強いです。正直言って1次の難易度と合わせても受験者に対する嫌がらせとしか思えません。機械の方はまともというか非常に綺麗な典型問題が多いためよりはっきりと電力の異常さがわかりますね。
【電験2種】過去問H-23 1次【解いてみた】
こんばんは。 今日も定時上がりの独身サンキュロットです。今日は平成23年度の電験2種の1次の問題を解きました。この年度だけ異様に合格率、合格点が低い年度なのでかなり難しめだったのかなという前情報があります。
まず解いた感想として、難しいというのはうそでも何でもないです。本気で難しい問題でした。解く前はなんとなく大丈夫だろうとか思いましたが普通に無理です。これだけ難しければほぼ全科目で合格点が6割切っているのも理解できます。
科目ごとの感想としては以下の通りです。
理論はシンプルに難しく時間が足りません。そして見たことないような問題や定理が出てきます。しかも微妙に既知の定理に似ているためそっちに引っ張られると詰みます。はっきり言って無理です。解けないのが明白になった瞬間に他の問題に手を出さないと合格点に行く前に時間切れです。
電力はところどころに初見の問題がありますがその分他のところは見たことありそうな問題ですね。どちらかというと難しい問題にあたるより解ける問題を落とさずにできれば難しいところもとりたいという姿勢になるかと思います。
機械は全体的に初見の問題ばっかりですね。なんとか考えて書けるかというところではありますがかなり厳しいかもしれないです。そんなのどこで見つければいいんだというレベルの問題が入っていて正直初見殺しというか要求知識が突飛すぎる気がします。
法規についても初めて見る条文がでています。最後の科目ですが初見が多いです。なんとかなりそうでどうにもならないかもしれないので時間より思考できるかという勝負かもしれませんね。普通なら時間は余裕のはずなのですが今回はそんなことはありませんでした。
全体的に初見の問題が多すぎです。全ての科目で見たことすらないような問題が出てきます。中でも理論は異常ですね。考えて分かるようなものじゃない問題があり、しかも間違えるとそのあとまで響きます。難易度調整ミスっているとしか思えないです。せめて他の科目で簡単になっていればバランス的にもいいかと思えるのですが最後の法規まで初見ばかりです。悪夢ですね。
自分としても理論が解ききれなかったのがショックです。常に時間的余裕を持ちたいのですがこれははっきり言って無理です。自分の勉強どうこうではなく見たことない上に考えても無理なので。
ここまで来ると多分復習でこの年度をやり直すのはほぼ無意味な気がします。他の年度に対応できるという演習の意味が薄すぎるという意味でですが。
そんなわけで今日は平成23年度の1次の問題でした。 結構解けないと精神的にきますね。
【電験2種】過去問H-21 2次【解いてみた】
こんばんは。独身サンキュロットです。漸く残業がない日々です。これで日々の電験学習も捗りますね。今日は平成21年の2次の方を解きました。一昨日には平成20年を解いたわけですがそこで危惧していたことが今回は現実になりました。意外と早いですね。
というわけで科目ごとの感想です。
電力では6問の内4問が論述となっています。平成20年は逆なのでかなり毛色が変わりました。なのでほとんど論説用の勉強をしていない僕はかなりのダメージを受けました。正直見たことすらない問題に初見で論説を書くのは無理ですね。しかしその論説も法規みたいな問題もありました。なぜかは分かりませんが実用性を狙った問題だったのでしょうか。計算の方はそこまで難しくない感じでしたね。
機械は相変わらず時間が足りません。何を解くかの選択が本当に大事になります。今回はパワエレと変圧器で解いてみましたが、本気で発電機は問題を見たことがないレベルです。あれは本職で関わっている人じゃないと分からないんじゃないだろうかと勝手に思っています。
全体としては電力は論説が、機械は時間が、という感覚はまだ抜けませんね。どうしても知識や暗記を要求される電力の論説はまだ時間がかかりそうです。
一応回答メモです。
ここまでで大体電力が1時間、機械が40分ですね。ここから細かい計算をしなくてはいけないので結構シビアです。
そんなわけで今日は平成21年の2次でした。
【電験2種】過去問H-21 1次【解いてみた】
こんばんは。 今日は電験2種の平成21年一次試験を解きました。この年は様々なサイトで合格点を調べてみると理論だけかなり低いですね。解き終わってからデータを見たのですがかなり意外でした。僕にとっては理論は簡単な部類で寧ろ機械が難しいと思ったのでなぜ機械の合格点が60点なのか疑問です。
一応各科目ごとに感想として次のような感じです。
理論は基本的な問題ばかりです。その代わり扱い方が少し難しめにしているのかと思われます。とはいえ誘導がしっかりしているため最後まで回答するのは難しくないはずです。
電力は計算がない分本当に知識勝負ですね。なので僕としては本当に困っていますが一番ヤバいのはリレー回路の話です。この辺は下手すると2次の問題にからめられそうだと感じました。
機械は変圧器、インバータ、同機器の問題が難しく感じました。変圧器は自分の勘違いが原因ですが、インバータの話は本気で見たことない問題でした。加えて同機器も見たことない問題ですね。これ1種とか2次の問題では、と疑いながら考える羽目になりました。
法規は結構普通かなと思います。3種と違って穴埋め形式なのである程度知識が固まっていれば回答はそこまで難しくないですね。覚えて間違い探しではなく、覚えたことを素直に吐き出す形式なので。
回答ノートはこちら。
こうして感想をみると自分の特性というか特徴が見えますね。3種同様に理論に偏重しています。全体的にも当落線上に近いところにいるので演習しまくって早いところ合格圏で安定したいです。精神的に結構きます。
そんなわけで今日は平成21年1次の問題でした。
【電験2種】過去問H-20二次【解いてみた】
こんばんは。昨日は平成20年の電験二種の2次問題を解いてみました。しかし夜に記事を書く時間が無く今日の更新となりました。
まず2次の問題を解くのは初めてですね。参考書には2次の問題を引っ張ってきているのは多かったのですが自分で問題を選択して完答まできっちり行うのは初です。
初見での問題の印象は意外と何とかなるんじゃないか、という感じです。そしてしっかりと問題を読むとヤバさがわかってくる流れです。最初はいけそうだと思うのに細かい部分でどうしようかと思うようなものがありますね。一直線で回答まではたどり着けずにいろいろ考えると。何よりそういった思考の流れを経験すると時間が足りないという試験の噂が本当だと実感できました。本当に思考だけでなく記述までしようとすると時間が短すぎますね。また、自分に解けそうな問題の選択も間違えると引き返せないのでその辺も厄介です。
また科目別に感想があります。
電力は平成20年は計算が多く、論述の勉強が薄い僕でも4問を選択して回答するぐらいはできました。ここは問題の設定に甘えている部分が大きいので論説も勉強しないと結構ヤバいですね。内容はまあ何とか計算はできそうかなというレベルです。回答を書く時間は多分足りませんね。なのでスピードアップが急務です。
機械については電力よりシビアに時間が足りません。悩んだら即終了ぐらいで足りません。特に制御の問題で悩むと計算が面倒な場合本当に詰みかねません。今年度の問題は計算定義を間違えたまま計算をしてしまってかなり悩んだので時間が大変なことになりました。あのレベルで1時間はきついです。
一応メモはこんな感じです。
まだ時間的余裕はありますがレベルアップしないと結構ヤバいなという印象が強く終わりました。
そんなわけで初の2種の過去問挑戦でした。